高校英語　　習熟度別・αクラスの授業の様子

神奈川学園では、高校になると英語はほぼ全てが習熟度別になります。上位者が集まるα(アルファ)クラスの授業を紹介します。
<高校 1 年・論理表現>
英語の四技能のうち、「話すこと」「書くこと」といったアウトプットに力点を置いた学習を行うのが「論理・表現」です。αクラスにはネイティブの先生が入り、ティームティーチングで授業を進めます。自分の好きな本や英語を紹介するプレゼンテーションに取り組み、クロームブックで作成したスライドをグループ内で見せ合って英語で説明します。グループ内で選ばれた代表者のプレゼンテーションはとても豊かで、「まるで映画の予告編みたい!」というコメントが寄せられていました。

<高校2年・English Communication>
正確に英文の内容を把握する力を養いながら、身に着けた英語構文や文法を正しく運用できる力を育んでいるのがEnglish Communication です。まず投げ込み教材の速読に取り組み、英文を速く、正確に読むことを意識させます。そ
の後、教科書を用いて、新出語彙を定着させるための Word Hunt、音読、内容把握のための正誤問題など、多角的なアプローチで難度の高い英文を読み解いていきます。テンポが速く、集中して授業に臨む生徒の姿が印象的でした。

<高校 3 年・英語特講>
高校 3 年生は、共通テスト対策のためにクラス全員で受ける授業の他は全て習熟度別です。中でも私大文系対象の英語特講は、時事問題、ライティング、文法・語法の徹底演習など、多岐にわたって英語力の引き上げを目指します。特に、CNN ニュースを扱っている授業では、Introduction(導入)が工夫され、ニュースの中で用いられている語彙や表現を自然に理解できるようになっていました。テーマ性のある話題に関して、生徒同士で意見を交わし、先生の説明を聞いて更に理解を深めていきます。