学園日誌授業・進路
中3理科Ⅱ 校内樹木観察の様子
理科では中3から高校の前倒し学習を行っています。中3の理科Ⅱでは高校の生物基礎の学習に入りました。「植生」や「生態系」の単元からスタートし、その学習の理解を深めていくため、この日は身近な校内の樹木観察を行いました。どんな形の葉なのか(広葉、針葉、複葉…など)、落葉樹か常緑樹か、高木か低木かつる性なのか・・・など、授業で学習したことを元に1~6番までの樹木の特徴を観察し、図鑑を使って何という樹木かを検索していきます。図鑑で調べていく作業も初めての人が多く、最初はとても苦戦していましたが、葉を見るだけでなく触ったり、樹形全体を眺めたりなどして、班で話し合いながら課題を進めていました。他にも、足を止めてキンモクセイの香りを嗅いだり、出会ったショウリョウバッタを観察してみたり・・・ 決まった樹木観察だけでなく、自分たちが見つけた生物たちにも目を向けながら取り組む姿もありました。
<生徒の感想>
*様々な植物が学校内にあるんだなと感じた。他の植物のことも調べたくなった。
*最初、図鑑で調べるのに時間がかかったが、慣れていくにつれて見つけるのが早くなった。
*こんなに身近にいろんな植物があることを知らなかった。図鑑の調べ方も学ぶことができた。
*葉っぱは全部同じだと思っていたけれど、よく見ると、意外と違っておもしろかった。もっといろんな葉っぱも見てみたい。
*一見同じように見える葉でも、よく見ると違うのでおもしろかったです。でも同じ葉を図鑑から見つけるのは大変でした。
*図鑑を見ただけでは正確には分からなかったけれど、先生の話を聞いて、特徴をよくつかむことが大事だと思った。とても楽しかったです!