フィールドワーク
高1FW 水俣方面:黒田一樹さん講演会 ― 「水俣病の経験を世界に」
2月9日、フィールドワーク水俣では現在の世界の水銀管理について考える授業がありました。環境省水銀対策室の黒田一樹さんが出張先の海外からオンラインでつながっていただき、お話をしてくれました。身の回りにある生活用品の水銀使用状況やその処理について、発展途上国の金精錬の現場で見られる水銀使用の実態、国際的な水銀管理条約である「水俣条約」における日本の役割などをわかりやすく説明してくださいました。水俣病の経験をしている日本ですが、その苦難の経験を継承し、未来をよりよくするために、国だけでなく、地域や一人ひとりでもできることがあるはずです。その可能性を伝えてもらい、力を与えてもらう機会となりました。2月は、水俣の経験を現在の世界につなぐことを考え取り組んでいます。次回は、アイリーン・美緒子・スミスさんと、水俣・岩手宮城方面合同チームによる対話的授業を予定しています。
〈生徒の感想〉 |