授業・進路講演会
高2探究 デザインについて石塚先生講演会
デザインについて探究活動をしている生徒に向けて、武蔵野美術大学デザイン学科の石塚英樹先生がワークショップと講演をしてくださいました。
ワークショップでは、3色のOHPシートを並び順や重ねる順番を変えながら自分の好みの色を見つけ、友達同士で見せ合うことをしました。同じような色に見えても微妙に異なる多彩な色が作り出され、人間の眼は優れているので意識的に違いを見つけようとすることで感覚を養うことができるとお話されました。そしてこの3色は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)でカラー印刷の原理であることを説明してくださいました。
優れたデザインをするために必要なこととして、デザインされたものを見るだけでなく、それをデザインした人が何を見てきてきたかを知る必要がある。配色の理論的なことは本にも書かれてはいるが、実際に自分が見てよいと思ったものを自分の言葉にして確かめ、蓄積することが大切であると、これからの探究活動に示唆的なお言葉をいただきました。