中3音楽　　邦楽鑑賞会と箏の体験会

　9月22日、中学3年生の音楽授業の一環として、箏の体験をシュガーホールで、箏や尺八の演奏を聴く邦楽鑑賞会を100周年記念ホールで行いました。

　箏の体験では生田流の角爪を指にはめて、強く張られた弦の感触を味わいながら『さくらさくら』の練習をしました。徐々に弾くことができるようになっていき、様々な奏法を試したりしながら楽しんでいました。
　鑑賞会は『春の海』からはじまりました。今年はアメリカから尺八を学びに来られた方も演奏に参加されていて、生徒たちも驚きの表情で鑑賞していました。『六段』の多彩な奏法は興味深く、また、尺八二重奏の『鹿の遠音』では西洋音楽とは違った、拍子のない音楽も味わいました。
　お箏や尺八など、普段身近で聴く機会の少ない日本の音色を楽しむことができたのではないでしょうか。最後は箏と尺八の伴奏で、全員で『ふるさと』を歌うことができ、全体としてとても貴重な体験になりました。