学園日誌
2023年度 3学期始業式
1月9日、3学期の始業式が行われ、校長先生からお話がありました。
冒頭、校長先生は能登半島地震とそれと無関係ではない羽田空港の事故へのお悔やみとお見舞いの言葉から始められ、三つのことをお話されました。
一つ目は地震にかかわって、備えることの大切さをあらためて言葉にされ、さらに関東大震災と朝鮮人虐殺から100年の節目に際して、朝鮮学校と主に社会科部の生徒との交流の中での「知り合うことの大切さ」を説いた本校生徒のプレゼンに説得力を感じられたことをお話されました。
二つ目はSNSの弊害に対して「感謝日記」をつけることを提案した高校2年生の「全国高校生フォーラム」での堂々とした英語での質疑応答の様子を動画で紹介され、そしてこの不確実な現代社会には「合わせる」のではなく、自らの興味関心に向き合い自分の「軸」を見つけることが大切であると述べられ、2冊の本の紹介してくださいました。
最後は特に高校3年生へのエールとして、「ギリギリまで全力で取り組んでみて、初めて見えてくる風景がある」というあるラグビー選手の言葉を送られました。