学園日誌
2023年度 3学期終業式
3月19日、3学期終業式が行われ、教頭先生は、①3学期を振り返って②変わる「価値観」③次年度に向けて、の三つのお話をされました。
まず、この3学期に行われた中3海外研修、総合学習・探究の発表会、中2から中1へ学習を語る会、高１フィールドワークを伝える会と「差別」を考える講演会、そして中学それぞれの学年での英語のコンテスト、これらこの一年を締めくくる「集大成」といえる行事を振り返りました。
次に教頭先生は中世ヨーロッパであった、人間が動物を裁く「動物裁判」という興味深いエピソードを紹介され、ところがそれが今日、「動物が人間を訴える」という逆転現象が生じていると指摘されました。つまり、気象変動、環境破壊など人間の営みがこのままでよいのかと問われているということです。少し前には許されていたことが、様々な検証や視野の広がりを経て「許されないこと」「変えた方がよいこと」になることも多々あり、大切にすべき「軸」を見定めながら変化を受け入れてよりよい社会を創っていきたいとお話しされました。
そして最後に次年度からの変更点として①アイスの自販機常設②中学生のスラックス導入③朝読書の拡充を伝えてくださいました。