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学園日誌

2024年度1学期終業式

 「読む」こと、「読書」についてのプログラムが進んだ今学期、7月20日の終業式では、教頭先生は改めて「読む」とは、「言葉」とは何か、について一緒に考えるお話をしてくださいました。
 先生は詩集『ロンメル進軍』(高橋源一郎訳)からの一篇や「語りえない思いを語り継ぐ」をテーマにした水俣病に関する講演会と水俣での「マイクオフ問題」に触れながら、言葉にならないことの大事さ、しかし言葉でなければ伝わらないことの大切さを語られました。そして辻村深月さんの「何かのため」ではない「心にためていく」読書についての文章を引用され、「読書を通してゆっくりじっくり『未来につながる力』や『喜び』をこころに蓄えていけるとよい」「この夏休みを出発にしてください」というメッセージをくださいました。
 お話ではそれに加えて、生徒会が掲げている「挨拶を活発化させよう」という今年の小目標を取り上げられ、ディズニーランドも引き合いに、関係づくりの第一歩であり、「受け入れられている」と感じさせる気持ちを込めた挨拶を、友達とあまり会えないかもしれない夏休み中もしたいですね、とお話を結ばれました。

 教頭先生のお話の全文はこちらから