高３化学　　東京理科大学を訪問しました

　8月1日、高校3年生の化学選択者は希望制で東京理科大学理学部第一部化学科井上研究室を訪問しました。高校3年生は受験勉強を本格的に開始しつつも、夏休みが中盤に差し掛かるタイミングで刺激をいただく良い機会になりました。

　研究室では、Vis-UVやGC-MS、IR、1H-NMRなど近年の共通テストに出題された分析器を見学させていただきました。また、個別に与えられるデスクや実験台などにも魅力を感じていました。今回の見学では、教科書で学ぶだけでなく、実際に機器を見学してその大きさや、出てくる結果に終始驚いた様子でした。特に、GC-MSはPCを用いた分析で、試料の構造が出てくるのに大変驚き、「日々の演習で解いている構造決定しなくても良いのでは…」という感想も出てくるほどの驚きと新たな発見ができたようです。

　見学の後半には、1H-NMRのチャートのプチ講義や、研究室の学生に対して、学生生活の楽しみや実験レポート、大学の魅力など様々なことを質問する場も設けていただき、生徒たちは入試に向けてのモチベーションを高められた素敵な機会になりました。今後が楽しみです。