フィールドワーク
高1FW 水俣方面:埼玉大・鹿児島大の学生と「水俣で自分語り」をしました
半世紀以上前に社会問題化した公害や水俣病ですが、現在の若者がどのように受けとめ、自分の問題としていくのか、協働的に学んでいく取り組みです。大学生のみなさんに問いかけてもらうことで、生徒たちには研修旅行で終わらせず、自分なりの視点や感じ方について理解していく様子が見られました。また、首都圏のみならず、鹿児島からの参加もあったことから、それぞれの地域で水俣病をどう学ぶのかについて意見交換ができたことも大変有意義でした。次は、海外の同世代と対話していく予定です。
《生徒の感想》
大学生の方々は変化を感じたり、自分のことや前に経験したこととつなげて様々に考えていました。私は、「これがあった」「これを経験した」「こんなことを覚えている」という程度にしか経験を活かせていないと自覚したので、もっと深く考えたり、小さなことでも感じたことを大切にしたいと思いました。さらに、他の人と語るということの大切さを実感しました。自分の思いを誰かに伝えたり、誰かの考えを聞いたりすることは相手がいないとできないため、簡単にはできない経験だったと思います。語ることで自分にはない視点を知ることができたり、自分のことをもっと知ることができました。